衣川・北股に県内最大級の風穴!

10月28日(金)、北股地区センターの特別教室を会場に、市文化財調査員の阿部惠彦さんと高橋博恭さんによる風穴調査・観測結果の発表会見がありました。

 

 

 

 

 

 

文化財調査員のお二人が発見したのは、2021年の5月5日。
その後1年半をかけて地道な調査と観測を続け、風穴と断定し、地区名から『北股風穴』と命名されました。
聞き取り調査の結果、岩手宮城内陸地震(2008年6月14日)以前には無く、同地震とその余震が起因となっているとのこと。
岩手県内で、現在確認されている風穴としては最大級で形成されたのも最新のものとの発表でした。

 

 

 

 

 

風穴を取材する記者・撮影クルーの皆さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風穴の内部は未調査で、風穴上部の荒廃地も隙間が縦横無尽に走っており崩落の危険もあることから、上部・内部共に入るのは危険とされております。
また、風穴現場は携帯電話の電波が届かない為、『単独での入山は控えるように』との注意がされております。
風穴現場までは、通行が険しい林道となっておりますので、普通乗用車での乗り入れはお控えください。